Power Grid
Power Grid
「電力会社」
Designer Friedemann Friese
多くの都市に電力を供給することを目指す
フリードマン・フリーゼの超代表作。
初回プレイ時はついついお金を稼ぐことに注意を向けてしまったが、ゲームの勝利はお金ではなく、あくまで都市への電力の供給数。
一番出遅れている人から順に安く燃料を購入出来たり、都市に電力を供給するネットワークを構築できるので、逆に先行しているプレイヤーには足枷となる悩ましいシステム。
発電所の競りとリソース管理、陣取りの要素が相関しながら絡まり合い、ゲーム終盤の盛り上がりに貢献しながらジリジリと加速していくイメージ。
フリーゼのゲームってどこか冷たく機械的で血が通っていない印象があり苦手なのだが、この電力会社に限っては工業的な雰囲気と独特なシステムとが相まって非常に味わい深いゲームとなっている。唯一無二の重量級。遊べば鈍色の空の下に広がる工業地帯と閃光が目に浮かぶ。
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