The GAPs

 

Designer: Takumi Horiguchi

ピースをフレーム内に収め、隙間（Gaps）が全て線対称な形になることを目指す。
3ピースと対応するフレームがセットで複数問用意されているが、特にFrame3の問題が良問であると感じた。絶妙なバランスで成立する難問である。
問題によって隙間が2個できるものや3個できるものがあるが、いずれも全ての余白部分が線対称形になっていないといけない。

また、山本浩氏の「コピーデバイス」と同じく二つの隙間を合同形にする問題もあるが、こちらも難問かつ良問であると感じた。DLIP同様、堀口氏らしい図形問題である。
 

主に隙間の形を意識しながらピースを配置するパズルは独特で楽しく、今作は全部で10問ほどありたっぷりと遊ぶことができる。