Diagonal Twins

 


 

「Diagonal Twins」 

Designer Yasuhiro Hashimoto 

Product Design:DYLAN-Kobo(MINE) 

 

 

凹凸のある4個のピースを箱に収める

2×2×2サイズの極めてミニマルなパッキングパズル。

銘木仕様バージョンで、ピースは小田原の木工職人に加工してもらっているので、木製ながら精度良くスムーズに収まる。このパズルは箱に収納する瞬間が気持ち良いので是非実際に触って体感していただきたい。


2025年に東京で開催された世界パズルコンペティションにエントリーした作品で、ありがたいことにPuzzlers' Award(とJury Honorable Mention)を頂いた。この年は実際にアワードディナーにも出席していたのだが、最後の最後に私の名前が呼ばれ、緊張と興奮の中ステージに上がったので、うっかり手渡されたトロフィーを落っことしそうになったりもした。

 


大変嬉しいことに沢山の人から反響をいただいたが、更に多くの人に触って楽しんでいただきたいとも思う。Diagonal Twinsは、その後ほんの少しだがニューヨーク・タイムズ紙でも紹介された。


The New York Times(紙面版は2025年12月23日に掲載されている)


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話は変わるが、自分ははずる(キャストパズル)の中でも、難易度1のキャストループが一番好きである。同じく難易度1のダイヤモンドのメカニズムも実に素晴らしい。いつか自分もこのような“難易度1”のパズルを作りたいと思ってパズルの考案を続けていたが、その自身の理想に最も近づけた作品がDiagonal Twinsだと考える。
 

低難易度パズルに対する強い憧れ。これは、次第により極限や究極を求める渇望へと変化していくのだが、徹底的に低難易度を追求する姿勢と思想は、ある意味他のパズルデザイナーからすると理解し難いことかもしれない。
言うなれば限りなく難易度の存在しない形…レベル“零”。これは、一歩間違えれば“パズル”では無く陳腐な“おもちゃ”へと変わる危うさすらもはらむのだが、これがパズルデザイナーとしての自分の次の目標である。 

 

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