Six Making

 

「シックスメイキング」

Designer József Dorsonczky

ディスク駒をスタックさせ、その数により異なる動きのチェス駒へと進化させていくアブストラクト。

最初は1枚でポーン、2枚重なるとルーク、3枚でナイト・・・
6枚重なるとキングになりゲーム終了、一番上の色のプレイヤーが勝利となる。

最初はディスクの枚数とチェス駒の関連付けができず、確認しながらのプレイになるが…慣れてくると非常に面白い。上に重ねるだけでなくセパレートして下に降ろすことも可能なため、動きも思考もより複雑なものとなる。更に相手プレイヤーの色の駒も動かすことができる為、どちらの駒とも言えない点で「クアルト!」に似た多方向からの視点も必要になってくる。

盤も駒も木製で大きく頑丈なつくり、高級感がある割に安く入手できるのでお得。
短時間で勝敗が決まるのも魅力の一つで、あまり知られていないが個人的にはかなり傑作な類のアブストと考えている。


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