Chiral 2&2

 


 Designer Koichi Miura

聞き慣れない単語「Chiral」(キラル) 
検索すると 「chirality」(キラリティー) は、3次元の図形や物体や現象が、その鏡像と重ね合わすことができない性質……とあった。
ピース構成を見てなるほど納得。一見するとそれほど難しそうには見えなかったのだが、配置できる全ての組み合わせを考え、仮想的にピースを動かし試行錯誤の末、これらのピースを“普通”に収めることは不可能という結論に至った。そこから不可能を可能へと変える道を模索して、ようやく光が射した瞬間、このパズルの難解さと全貌が見えてきた。

「Euklid for Kids」に箱詰めパズルの新時代の到来を感じたが、「Chiral 2&2」もまた独創的な解法を持ち、目を見張るものがある。

この規模のパズルでは最高峰の難易度であり、“壁”を乗り越えられない場合は永遠に解くことができない仕掛けになっている。

 

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