Euklid for Kids

 

 
Designer Volker Latussek
 
直方体3種を箱に収める。作者は「Casino」のVolker Latussek氏。
氏お得意の両端が少しだけ塞がれたシンプルな箱の内部にこれまたシンプルな3ピースを収める。
元は7個の直方体を収める「Euklid」としてパズル界隈を賑わせたが、ピース数も多く直方体も不揃いな為とてもその場では解けそうに思えなかった。今作はぐっとピース数も減り、“for kids”と謳ってはいるが……子供向けなのはその見た目だけで、実際の解法はパズル熟練者でも難しくかつ誰もが感嘆する固定観念を覆すようなトリックが隠されている。

NYPDC2020のPuzzlers' AwardとJury 1st Prizeを獲得。
箱詰めパズルの新時代の幕開けに遭遇したかのような衝撃作だった。

ピース構成が美しくなった3作目「Euklid for Nick」もいつか解いてみたいところ。

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