フリテンくんカードゲーム
「ウィリー(フリテンくんカードゲーム)」
Designer Günter Burkhardt
ルール理解難度かなり高めの変態トリックテイキング。
ブルクハルト作「ウィリー」のリメイク。
数かスートのマストフォロー切り札無しで、2トリックしか取ることができない。マスフォロなのに、なぜかスート関係なく一番小さな数を出した人がトリック獲得。そして、トリックで取ったカードの合計値が大きい人と、小さい人が点数を貰える。中途半端なことをしていると負けてしまうトリテ。あと、トリック獲得後に手札と交換という選択肢まである。
ここまででも十分分かりにくいのに、このゲーム一番の驚愕ポイントは、「フリテンくん」宣言をすると、そのトリックは必ず取る。宣言さえすれば手札がどうあれ取れてしまうのだ…。
おっと、これまでに様々なシステムのトリテを40~50くらいは遊んでいるはずだが、このゲームのルールほどオロオロと不安になったトリテは初めて。「ヴァス・シュティッヒ」や「カラスと水差し」までとはいかないが、もう十分癖が強い!とはいえ、遊べばコントロールもある程度できるし、段々と面白くなってくる。
これ、普段ババ抜きや神経衰弱くらいしか遊ばない家庭で、父親がフリテンくん好きという理由だけでこのゲームを買ってきて茶の間で遊ぼうものなら、とんでもなく凍てつくことになりそう…。まあ、ルールブックを読んで、全員「?????」となり諦めるのがオチか…。はたまた、これを機にトリテの面白さに目覚めるか?初トリテがこれなら最後まで遊べただけでも大したものだ。箱絵がパロディなのが「ウィリー」ファンには嬉しいポイント!




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