Very Bad Lands: T-Rex

「すごくこわいしま：ティラノばん」

Designer Marc Larivière

 

今でこそ、もう追えないほどに次々と新しいカードゲームがリリースされているが、僕がアナログゲームを始めた頃は、大勢で遊べる小箱カードゲームといえば
「ニムト」「コヨーテ」「ピット」「クク」くらいだった気がする。

さて、「すごくこわいしま」はその「クク（カンビオ）」をアレンジしたゲームなのだが、要素マシマシで判断材料が増え、なかなか盛り上がるパーティーゲームに仕上がっている。正直なところ、ククは「…ワタシタチワ、今いったい何をシテイルノカ…」といった哲学的問答が自身の中でふつふつと湧き上がる瞬間があるのだが、今作では選択肢も増え、キャッキャ盛り上がれるゲームに進化していると感じた。
 

「すごくこわいしま」は恐竜たちの生き残りをかけたゲーム。
伝統ゲームもアレンジが加えられ、こうして生き残っていくのかもしれない…。

（良い感じで締めれた！）