Hase und Igel

 

 「ウサギとハリネズミ(うさぎとカメ)」

Designer 

 

 

「1989年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作を答えよ!」
…なんて唐突に尋ねられると、かなりの玄人ゲーマーでもまず答えに窮することだろう…。
ところが、「1979年…つまり第一回の受賞作は?」と聞かれると、
皆たちどころに大きな声で「ウサギとハリネズミ!」と、自信満々な様子で答えられるのだ。

私もその内の一人である。
ところが、実のところ実際に遊んだことはなく、今回が初プレイだった。
(ちなみに、1989年のドイツ年間ゲーム大賞はカフェインターナショナルだと直ぐに答えられたなら、もうボドゲ沼の奥地まで足を踏み入れていると思ってよい)

さて、このウサギとハリネズミであるが、なんとなく想像していた以上に尖っていた。

にんじんカードを大量に放出することで、一気にぶっ飛ぶことが可能なので、先に進んでいる方が有利というわけでは一切ない。そして、最終的にゴールする為には、にんじんを多く余らせてはいけないという制約もあるので、レースゲームではあるものの、とにかく“にんじん”の数を調整する計算ゲームなのだ。
これは、子供同士でも遊べるのだろうか!?
序盤、幼ごころでふわふわ遊んでいた僕も、中盤から急に真顔になっちゃったよ。





 

 

 

 

 

 

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