Tetra Series
Volker Latussek氏の「Tetra Flop」を印刷して遊んだのをきっかけに、テトラキューブのパズルについてあれこれ再考してみた。
Tetra Flopは箱の蓋面と底面にそれぞれ半端な大きさの穴が空いていて、その箱にテトラキューブ全8種を収めるというパズルだ。
シンプルそうに見えたが、かなり難しく複雑な動きを必要とする難解なパズルであると感じた。4×4×2サイズは、既に色々と検討され尽くされていると思っていたので、ナイスな切り口のパズルである。
(因みにオスカーの動画で紹介されており、こちらからパズルの3Dデータも入手可能:https://www.youtube.com/watch?v=CHmhhsJKka4)
その後、自分でも大きな穴の空いた箱にテトラキューブを収めるパズルを思いついたが、使用するピースに深い面取り加工を施す必要がある。
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「Tetra Hole」 |
テトラキューブの箱詰めというとお茶のりさん作の物が有名だが、その中で既に丸い穴の箱を使う「Tetra Circle」というパズルを考案されていた。こちらは、箱の側面にも入口を持たせることで解が存在するように考えられている。
さて、自分が過去にデザインしたテトラキューブのパズルもこの機会に印刷してみた。 http://puzzle-labyrinth.blogspot.com/2015/02/a-variety-of-tetra-cube-puzzle.html
「Tetra Twin」
テトラキューブ8種をそれぞれ2×2×4の二つの箱に収める。
初心者向けの問題だが、「片方には入るが、もう片方には入らない組み合わせ」の罠にまんまとはまってしまった。
「Tetra Flower」
こちらは花のような枠の箱詰めで、ちょうど中央の“めしべ”を連想させるパーツがピースの出入りを邪魔する。
このTetra Flowerは、現在でもなかなか独自性のある問題なのではと思っている。
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