Real Escape Game Diary
今流行りの“謎解き”とはほぼ無縁の生活を送ってきた私だが、
ここ最近、パズル仲間と共にいくつかのリアル脱出ゲームに参加してきた。
最初に挑戦したのは歌舞伎町にある東京ミステリーサーカスでの「摩訶不思議な部屋からの脱出」というもので、二人で狭い空間に閉じ込められ、10分間で鍵を見つけて脱出する…という非常にスタンダード&焦らされるタイプのものだった。
結果は制限時間内に鍵を見つけることができず脱出失敗。だが、脱出ゲームという非日常的な体験に興味が湧いてきた。
余談だが、ミステリーサーカスがあるビルの8Fには「BOOK AND BED TOKYO」という、沢山の本に囲まれて自由に読書を楽しむことができる図書館みたいな宿泊施設があるので、東京観光に来た際には合わせて訪れてみるのも良いかもしれない。
次に挑戦したのは浅草での「Escape from the RED ROOOM」で、言語依存の無い純粋な謎解きを楽しめる本格派な脱出ゲームとなっている。
お次は、下北沢にある謎解き好きが集まる店「NANICA」へ…。
このNANICAは地下に存在するのだが、大きなモネの絵が一枚飾ってあるだけで中へと通じる扉が無い。実は店に入る前から謎解きは始まっているのだ……。こういった遊び心溢れる演出があるとわくわくする。
そこでは、「STRANGE BOX」という奇妙な箱がモチーフの謎解きに4人で挑戦してきた。これまでの目標は、“部屋からの脱出”だったが、今回は“隠された財宝探し”で、実際に幾つかの箱をあれこれ触って解くメカニカルなタイプの謎解きだった。
今回は謎解きのプロもいたので、あれよあれよという間に成功したのだが、自分一人ではきっと半分も達成できなかったことだろう…。
謎解きの後は、売店で購入して家で遊べる「持ち帰り謎」に挑戦してみるのはいかがだろうか?尚、個人的なお気に入りは「アンロックシリーズ」である。リアル脱出ゲームの雰囲気さながら臨場感に溢れた演出を自宅で味わうことができるので一度は体感してみて欲しい。
これまた余談だが、「美しいナゾトキ」という本屋さんで買える謎解き本もかなり良問揃い
(というか厳選されたクオリティの高い謎のみを一冊の本に纏めているので至極当然のことかもしれないが…)だったので、こちらも見かけたら是非お試しあれ。
さて、最近何かと話題で市場も大きい“謎解き”と一向に陽の目を見ることがない(少ない)“メカニカルパズル”。交わりそうでそう深くはなかなか交わらない二分野だが…メカPデザイナーとしては、謎解きの要素も取り入れたメカニカルパズルの考案も今後は検討していきたいと思う。
(果たして、できるかなぁ…?)













コメント
コメントを投稿